長尾智子が書下ろしをした暮らしの手帖社から出版された「長尾智子の料理1、2、3」には続きがあります。ずばり、続、。料理初心者へ向けたメッセージから始まった長尾智子の本。今回は卵料理レシピ、クミンレシピ、あんこの煮方などちょっと料理の難易度が高くなっています。内容は長尾智子のレシピ本ですが、料理のことだけじゃなくちょっとしたエッセイも見どころの本です。
さて、本日はヤエカで買ってきたお香を炊きながら本を読み進めていきます。

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外国の卵料理レシピ
卵料理をグローバルに見ていくと、すごい数のレシピがあるようです。オリジナルで卵料理を作ろうと思っても、結局はどこかの国の郷土料理だったりする…そんな卵料理を学んで研究している長尾智子がおすすめするバスクの卵とじ。面白いオムレツの具材が卵(笑)
一見手抜きにみえる卵料理ですが、食べると絶品なようです。
ヨーグルトで作るアイス
ぜひ、作ってみたいと思った長尾智子のレシピ「ヨーグルトを3時間冷やすだけのアイス」。
このフローズンヨーグルトは、小さいパックのヨーグルト容器のまま冷凍庫へ入れるだけで完成しちゃうそうです。
簡単ですよね?
長尾智子はこれに、果物のマリネ、ナッツのはちみつ漬けなどでアレンジしているようです。
小腹も満たされて、栄養も満点なアイス。
ふむふむ、簡単アイスレシピです。
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クミンの使い方
クミンとは、カレーの香りづけの中心となるスパイス。
前回の長尾智子の本の中でも、カレー粉を料理に使うと味に深みがでるといっていたな。
長尾智子はクミンを料理に取り入れることが多いようです。
そんな中でおすすめのクミンレシピがこちら「ジーラーライス」
クミンとごはんを一緒に炊くそうです。
カレーとの相性は抜群だそうで、さっそくスーパーにクミンを買いにいったシロクマでした。
ケチ=贅沢!?
本の中で「おいしさの法則」を長尾智子が教えています。
料理は工夫(前作の長尾智子の本の中でもこの内容がでてきましたね)、ケチの先に工夫があるそうで、工夫された料理は贅沢なほど美味しい。
ケチな料理ほど工夫が凝らされていると。
なるほど~。
献立を考えて、予算をやりくりして、バリエーションをつけて、色々と料理のことを考えている主婦の料理は贅沢な料理のかもしれません。
そういわれると料理のやる気がわいてきました!
料理についての名言満載
この本を読んでいて、長尾智子の料理に対する考え方が好きだなと思いました。
チャレンジして、研究して、料理とまっすぐに向き合っている長尾智子。
もちろん長尾智子のレシピ本としても読めますが、料理との向き合い方も勉強になる本でした。
台所に立つ足取りが軽くなったシロクマでした。