人生を変える一冊の探し方
当サイトの筆者は本を読むことから逃げていた時期がありました。なぜなら生きることに必死の毎日、一冊の本を読みきる時間がなかったから。
けれど今はそんな時期でも無理に時間を作って本を読んでほしいと感取します。それは本は多くの人の生きる力の源泉となる一冊がこれまでに数多く出版されているからです。
それほど話題性のない一冊も、あなたにとっては浅からぬ縁となることがあるでしょう。
ベストセラーのからくり
2019年最も売れた本、樹木希林の「一切なりゆき 樹木希林のことば」は、樹木希林についてそれほど詳しくない当サイトの筆者ですら、研鑽する人だと惟ることができる人物の綴った一冊。
光と影を生き抜いた人物だからこそ知っている生きる知恵、人生の問題解決の足がかりが書かれた伝記であり多くの人の心が動かされるヒット作となったのでしょう。
ベストセラーだから面白い?
よく聞くベストセラーの本はトータルで何冊売上ているか知っていますか?
実はベストセラー、大ヒットなどの言葉に明確な数字を表す意味はありません。
初版から重版になればベストセラー、大ヒットと言うことが多くあるようです。
多くの人が手にとっている本にはそれなりに話題性と面白味があります。
しかし、その一冊があなたにとって面白いと感じる一冊とは限りませんよね。
ヒットするように作られた一冊よりも、あなたの有意義な読書時間となる一冊を見つけだしましょう。
本の一ページ目を読んでみてどうでしたか?
まずは、気になる表紙の本を手に取ってみてください。装丁が気に入る、本文デザインが好みなどの理由で興味を持つことができる一冊を探してみましょう。一ページ目を読んでみて、あなたに合った本かを判断します。作者とあなたの相性が良ければ自然と次のページをめくることができますが、本の内容が頭に入ってこない、内容に興味がわかないという場合は思い切って読むことをストップしましょう。
多くのジャンルの本を試し読みしてみる
あなたの大切な時間を使って読む一冊を見つけだす方法は、自分の好きなジャンルを知ることから始まります。
自分は文芸作品、実用性の高い作品、ビジネス書のどれを読んでいる時間が楽しいかを探りましょう。
作者に興味を持つ
本以外にも作者の人柄を知る機会って意外とあります。テレビ、ラジオなどから本の作者がどういう考えを持っているのかを知ることができるので、常にアンテナをはっておくことが肝心なポイントです。
すぐに読み終わるページ数から始める
膨大なページ数の本は、読むまでに時間もかかり多くの情報に疲れてしまうことがあります。普段読者をすることが少ない方は、読書を続ける第一歩としてすぐに読み終わるくらいの薄い本を手に取ってみましょう。
まずは読み切ることを目標にします。読み切った達成感が次に読む一冊を探すモメントになります。
本探しは自分を知るきっかけになる
お気に入りの本を探す時間は、あなたが自身のことを知る瞬間でもあります。本を読むことは情報収集だけが目的だけではありません。読書から新しい自分を探すヒントを探しだしてみましょう。アイディアにあふれた一冊は、あなたの生きる力となりますよ。
人生を変える一冊の見つけ方
  
  
  
  