引き続き自粛生活が続いていて、図書館へは行けていないので、本棚から1冊紹介します。まだマガジンハウスが平凡出版株式会社だった時代。現在も人気の高い雑誌、ポパイの増刊号として発行されたオリーブ。実はわたしオリーブを読んだことがないのですが・・・岡尾美代子はオリーブで人気スタイリストとして活躍していました。
2003年にオリーブが休刊、岡尾美代子はその後2004年にドイツでmanufactures(マニュファクチャーズ)を撮影し、2005年に発売されました。
岡尾美代子を知ったきっかけは、北欧雑貨。まるでわたしの好きなものの先人のような人物、岡尾美代子という人物に出会った瞬間ワクワクしました。
岡尾美代子が選ぶ道具をただ、ただ紹介するこの本。
かなり昔の本ですが、いまでも変わらず愛されているものがたくさん紹介されています。
どれも海外で購入したもので、手に入れるのも苦労されているものも多くて、同じものを手にすることはできないけれど、もの選びのヒントは多い1冊。
ものを買うエピソードが、ひとりごとのような面白いつぶやきで岡尾美代子ならではの言葉でつづられています。何気ない日常の写真とクスッとしてしまう文に、何度も何度も読み返しています。