人生を前半戦と後半戦にわけるとしたら…著者の引田かおりさん、夫のターセンさんは、まさに後半戦真っただ中。
本書では、お二人の人生前半戦をふりかえりながら、現在の暮らしについて語っています。
引田かおりさんは、北欧暮らしの道具店のコラムで知りました。
北欧暮らしの道具店では、動画コンテンツでも度々登場しています。
夫婦の関係、子どもとのかかわり方、仕事、趣味、ペットなどとのお二人の向き合い方が満載の一冊。
人生の後半戦へ向かう前に学び多い本と出合えました。
この本を読んで私が実践したこと、生活が変化したことをご紹介します。
最初から成功を望まない、挑戦してみる
引田かおりさんは、「ふり」でも構わないのでトライしてみることが人生を動かす第一歩になると言っています。
淀ませない、巡らせる人生を送る。
また夫婦いつも仲良く!とはいかないもの。
そんなときも仲がいい「ふり」をしてみると。
「ふり」が身に付いたらいつの間にか本物になっていることがあるそうです。
この言葉を聞いてから、「ふり」をしてしまった自分を責めることがなくなりました。
「ふり」は本物に近づく第一歩。
詳しく読んでみたい方はコチラ↓

中身だけじゃない、外見への考え方
よく言うのは、外見じゃないよ、人間中身!
いえいえ、本書では外見の大切さについても語っています。
引田かおりさんの考える外見とは、その人が選んだもので出来上がる外見には多くの情報がもたらされている。
また、人生後半生になると、服の力をかりて自分を楽しむことができる。
本書の中ではお二人のお気に入りのファッションアイテムとお買い物の様子を紹介しています。
シンプルで上質、自分の気持ちが高まるもの選び。
お二人は自分の気持ちに素直に、好きなものを追求してファッションを楽しむ大切さを伝えています。
外見への前向きな気持ちが自分を磨いていくようです。
しあわせな二人のしあわせである姿勢
幸せな人は、実は幸せになる工夫をしている。
運だけでは幸せにはなれないのだと気づかせてくれた本書。
たくさん苦労もされてきたお二人だから、笑顔が優しくて物事の捉え方も洗練されている。
本書の中では順風満帆ではない部分も、正直にお話されています。
人生の波にのまれそうになった日、本書が私を支えてくれる気がします。
人生の負の変化に負けないように、本書を大切に読み返していきます。
みなさん、人生後半戦もがんばりましょ~!

