【長田 弘】世界はうつくしいと

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みすず書房 2009年4月発行

長田弘の詩を読んでいると生死について気づかされることが多いです。手元にある詩ふたつは包み込むような穏やかな挿絵と合わせて長田弘の言葉が合っていて大好きな一冊。この世界はうつくしいと、もカスパーの絵が印象的な詩集です。カスパーの生きてきた様と絡み合うように長田弘の詩が生を物語ります。長田弘の詩集を読んでいると今まで出会ってこなかったジャンルの本を知ることができます。食卓一期一会ではたくさんの新しい本を知ることができました。長田弘の詩集は一度読んでも理解できないこともありますが、言葉の意味を調べたり深く考えることで心に響きます。長田弘の本には全て深い意味があるので、それを探る時間も大好きなのです。

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